歴史に出会う
古墳見学
浦間茶臼山古墳近くを歩いていると時折、古墳見学の方と出会うことがあります。
ある日、古墳近くの道路脇に停めてある車のナンバーは遠く鹿児島でした。また埼玉県から一人で来られたという女性は「淺川のバス停から歩いてきました。これから歩いて瀬戸駅まで行きます。」とのことでした。
ネットで調べた情報をプリントし持参していたり、カメラを持っておられて「どこからなら全景が撮れますか?」と聞かれたこともあります。ご夫婦でトレッキングスタイルでやって来ていた方も。
「とても貴重な古墳なんですよ」と大阪からやってきた二人組の青年たちから言われ、地元民でありながら知らないことが多いことに気付かされたり。あまりに近すぎると意識がそちらに向かないものだと感じます。
以前誰かと話をしていた時に「学生時代、修学旅行で行ったところに大人になってから訪れたら感じ方がずいぶん違うんだろうなぁ.....。」と言っていたことを思い出しました。
自分の頭で考えて自分の視点でモノを見る。そのことに気がついた時、初めて歴史というものが自分の中に入り込んでくるように思えます。
歴史家・磯田道史氏談
歴史=学校で習った知識+主体性
歴史は韻を踏む
知識はバラバラな状態では使いようがない。
一回触れて忘れた状態が教養である。
個人の歴史=バックパッカー 教科書の歴史=修学旅行
引用 You Tube 【教養 / 聞き流し】歴史に学ぶ“失敗のパターン”磯田道史氏が歴史の魅力を伝える。