日本遺産浦間茶臼山古墳


国指定史跡「浦間茶臼山古墳」は、岡山県岡山市東区・御休学区内にあります。この古墳は3世紀末古墳時代前期に築造されたと言われている古代吉備地区最古の大型前方後円墳のひとつで、2024年6月 日本遺産に認定されました。

規模は全長約138m、前方部長さ約61m、後円部径約81m、高さ約13.8m。
前方部が北東向き、頂部は後円部頂部より約4m低くなっており前方後円墳としては日本最古の形式で、奈良県桜井市にある箸墓古墳の約1/2の大きさで形状が似ています。前方部分には桜が植えられており春にはとても美しく、夏から冬にかけて季節ごとの変化を楽しむことができます。

地域の大切な文化財と歴史的魅力を後世に長く残すため、国指定史跡浦間茶臼山古墳保存会が2023年11月に発足いたしました。地元の史跡や文化財と共に歴史を学び整備保存に取り組む所存です。



浦間茶臼山古墳から昇る朝日