2025-02-24
焼き上がった陶器を愛でる。とても和む時間です。 現代では、作る作品に適した土が簡単に手に入り、炎のコントロールが出来る窯があります。 ですが、縄文から弥生そして古墳時代頃に作られていた陶器は、どのようにして材料となる土を […]
2025-01-23
昔から食品を保存するには、乾燥させる、燻製、塩漬け、砂糖漬けなどがあります。身近でよく行われているのは乾燥。特に今の時期、寒風を利用して食材を乾燥させる切干大根、豆、椎茸、果物などお馴染みです。 古墳時代の人々も身近な海 […]
2025-01-10
羽子板の羽根によく似たこのタネ。 本州、四国及び九州の一部に分布するビャクダン科の落葉低木でツクバネといいます。秋にできる実が羽子板で衝く羽根に似ているため、「ツクバネ」と名付けられたそうです。 自立した木ではなく半寄生 […]
2024-12-05
岡山県にある日本遺産の一つ「旧閑谷学校」。有名な楷の木の紅葉は終わり落葉していましたが、幹だけでもかなりの迫力があります。 閑谷学校は岡山藩主池田光政によって開設された日本最古の庶民のための学校です。庶民のためのとはいえ […]
2024-11-23
古代の食を考える 稲作が日本で始まる前、人々の暮らしは狩猟、採集、漁に依存したものでした。縄文時代の遺跡からはトチ、クルミ、クリ、カシなどの堅果類の遺物が大量に出土しています。今風に言えば「地産地消」、身近な森や川・海か […]
2024-10-26
浦間茶臼山古墳周辺では稲刈りで賑やか。すでに刈り終わった田んぼも多いです。 NHKの歴史番組「歴史探偵」(総合)では、10月23日午後10時に「日本人とごはん 2000年の秘密」を放送していました。番組では、現代の我々が […]
2024-10-01
古墳時代の遺跡から出てくる種 植物のタネは確かに強い。次の生命を生み出すために強靭な皮で種が守られています。日本だけでなく世界各地で出土した種から発芽した事例はいくつかあります。 ・シベリアの凍土で発見された約32,00 […]
2024-09-26
猛暑が終わり、やっと秋らしい気候になリました。浦間茶臼山古墳周囲は田園地帯です。秋に向かい稲穂が実り始めています。 稲作が始まったのは弥生時代初め、紀元前4~5世紀頃と推定されていましたが、さらに遡るのではという発見があ […]
2024-09-21
古代の人は普段、何を食していたのでしょうか。海辺なら魚や貝。山なら木の実、野草。山野草を食べる習慣は現代の我々にもあります。 本日は「葛のツル」シリーズ③です。 身近なものを食す 草刈りの際の邪魔者扱い「葛」。根っこは「 […]
2024-09-17
2024年の十五夜は、本日9月17日。浦間茶臼山古墳の真上に大きな月が上がっていました。一年のうちで一番まんまるの満月が見える日のことを「十五夜」と呼びます。人工的な光がなかった古代の人々もまんまるのお月様を愛ていたこと […]