吉備国


浦間茶臼山古墳は築造された時期から吉備国では最古ということで吉備勢力の大きさが偲ばれます。奈良県から岡山県にかけては多くの古墳がありますが、ヤマト王権と吉備との関係は文献からもわかるようにとても深いものであったようです。

また、広い岡山平野に一級河川が3本あり、稲作が昔から盛んだったことに加え、瀬戸内海と接しているために物流が容易に出来たことが吉備王国発展の要因として大きかったと考えられます。

桃太郎伝説は日本人には馴染み深いお話です。話に出てくる「吉備団子」、その「吉備」が持つ意味を普段あまり深く考えることはないようです。昔話ではありますが、話が生まれた背景を考える時、古代からの歴史を調べていくと面白いと思います。

桃太郎像
浦間茶臼山古墳の全景
浦間茶臼山古墳


桃太郎像案内板

【追記】
現在駅前工事中のため桃太郎像は移動しています。