伊能忠敬の古地図
岡山県の古地図
伊能忠敬(延享2年/1745年〜文化15年/1818年)が作成した地図です。日本全国を歩いて測量して回り、当時としては脅威の精密度で明治以降国内基本図の一翼を担ったそうです。
現在の地域名とほぼ変わらないので眺めているだけでも楽しくなります。その頃の地名は小さな「村」単位だったことがわかります。ご自身の住んでいる地域を探してみませんか。
『大日本沿海輿地全図』(だいにほんえんかいよちぜんず)は、江戸時代 後期、忠敬が中心となって寛政12年 (1800年)から足掛け17年にわたる測量により作成された日本全土の地図 です。
十分な測量道具があったわけでもない江戸時代にここまでの地図が完成していることに驚きを感じます。
出典 国立国会図書館