三種の神器
三種の神器は以下の三つを指します。
八咫鏡(やたのかがみ) 伊勢神宮に祀られている
天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ) 熱田神宮に祀られている
八坂瓊勾玉(やさかにのまがたま) 皇居賢所に祀られている
三種の神器の由来
「古事記」や「日本書紀」などに記されており、天孫降臨の際、天照大御神がニニギノミコトに授けたと伝えられています。鏡・剣・玉の三種は、皇室特有のものだけではなく、地域の権力者の象徴としても使われ、日本各地の古墳、遺跡から出土しています。浦間茶臼山古墳からも剣が出土しています。
三種の神器の意味
・鏡 五穀豊穣
・勾玉 子孫繁栄
・剣 浄化



農業が広まってからは、人々は剣や鏡は雷を呼び、雨を降らし豊作を招くと信じていました。古代の人が化学的な根拠を理解していたとは思えません。しかし現代の調査で雷には、植物を育てる力があるとわかっています。

雷には植物を育てる力がある? 雷の多い年は豊作!?
雷には、実は植物を育てる力があります。日本人の主食とも言えるお米も例外ではありません。先人の言葉に「稲妻ひと光で稲が一寸伸びる」というものがあります。一寸は約3cm。流石に一度の雷でそこまでの成長は難しいですが、この言葉の背景にはきちんとした理由があるようです。
自然の肥料を与える雷様
植物の成長に欠かせない三大要素は窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)と言われています。これらを外部からバランスよく施すことが、稲の収穫量を上げるうえで大切になります。
この三大要素の中で特に注目して頂きたいのが「窒素」。私たちが生活する上で必要な空気には、酸素の他に窒素が含まれています。割合を見ると、窒素は約8割を占めているのです。もし、この空気中の窒素を植物に与えることができたら…。これを実現しているのがなんと雷。雷放電により空気中の窒素は酸素と結びつき、窒素酸化物となります。これが雨に溶けて降り注ぐと、稲の肥料となり成長を促進させるとのこと。
出典・引用 WWWウェザーニュース
そこまで多い供給量ではないものの、稲が成長する上で雷は非常に重要な存在のようです。
国内に稲作が広まり始めた弥生時代から、水路が作られ田んぼが出来た古墳時代。人々は鏡や剣、勾玉を使い、五穀豊穣や子孫繁栄を祈ってきました。
平凡でも穏やかな日々がどれほどの奇跡であるか。もう一度考えてみることも大切なのではないでしょうか。


