縄文の森
島根県大田市に縄文時代の森があります。縄文時代の巨木が地下にそびえ立つ不思議な森が三瓶小豆原埋没林。約4000年前に火山の噴火で森林が埋もれました。さんべ縄文の森ミュージアムには、森の化石が展示されており、機会があれば行ってみてはいかがでしょうか。
「埋没林」とはなに?
埋没林(まいぼつりん)という言葉は馴染みが少ないものです。埋没林とは過去の森林が根を張った状態で地層中に埋もれたものを意味します。つまり「森の化石」です。化石は過去の生物の姿や、自然環境を示す証拠になります。「森の化石」である埋没林は、過去にどのような森林が存在したかを教えてくれます。根を張っていることからその場所にあったことが確実で、その地点に過去にあった森林の様子を知ることができます。そのことから、埋没林は過去の自然について知る手がかりとして貴重な存在です。
埋没林を現地で展示公開している施設は、三瓶小豆原埋没林のほかに魚津埋没林博物館(富山県)、富沢遺跡保存館・地底の森ミュージアム(宮城県)があります。魚津埋没林は富山湾の海底に存在する埋没林で、特別天然記念物です。富沢遺跡の埋没林は約2万前のもので、埋没林と旧石器が同時に発見されています。いずれも大変貴重な自然の遺産です。
三瓶小豆原埋没林の特徴
三瓶小豆原埋没林は縄文時代の森が地中に埋もれ、生きていた時のまま根を張り、長い幹を残したままで直立しています。「埋没林」または「化石林」と呼ばれるものは全国で数十カ所が知られていて、その大部分は根もと付近が残るのみです。長い幹を残す三瓶小豆原埋没林は世界的にも珍しい存在です。
出典・引用 さんべ縄文の森ミュージアム
さんべ縄文の森ミュージアム(三瓶小豆原埋没林公園)
島根県大田市三瓶町多根ロ58-2



