埴輪の破片展示-瀬戸内市

瀬戸内市牛窓町の古墳から出土した埴輪の破片等が地元図書館に展示されています。古墳や遺跡に関する本もあるので、時間のある時、ゆっくり座って調べてみては如何でしょう。




瀬戸内海に面した、瀬戸内市牛窓町の古墳から出土した埴輪の破片などを紹介する企画展が、地元の図書館で開かれています。

企画展は、地域の歴史への興味を深めてもらおうと、瀬戸内市が開きました。

会場の瀬戸内市民図書館には、4世紀半ばから6世紀後半にかけての古墳時代に、牛窓湾を囲むように築かれた5基の前方後円墳から出土した、埴輪の破片や関連資料、およそ25点が展示されています。

このうち「円筒埴輪」は、瀬戸内海に浮かぶ「黒島」に築かれた全長およそ80メートルの古墳から出土したもので、表面には、横に向かってくしで撫でたような刷毛目の模様が確認できます。

また、海辺の丘に築かれた「波歌山古墳」の写真や図面は、地元の郷土史家が残したもので、古墳は、都市開発によって昭和44年に取り壊されたため、今では、貴重な資料になっています。


この企画展は、5月25日まで、瀬戸内市民図書館で開かれています。




引用 岡山 NEWS WEB



瀬戸内市民図書館 岡山県瀬戸内市邑久町尾張465-1