古墳を巡る-矢井古墳群


浦間茶臼山古墳西側のこんもりとなだらかな小山。ここには矢井(岡山県岡山市東区矢井)の古墳群があります。大型の古墳があれば必ず近隣に古墳が複数存在します。

北側から眺めると綺麗な形をした里山で、田園と相まって穏やかな風景です。ここにかつては古代の人々の生活がありました。古墳以外にも弥生時代頃の散布地・集落跡があり土器が発見されています。

いにしえの時代に彼らはどのような日常生活をしていたのでしょうか。何を食べ、どんな家に住んでいたのか、現代の我々には想像してみるしかありません。

矢井古墳群
矢井古墳群


矢井古墳群


宮山古墳 【円墳】尾根上。径15m、高1.2m。竪穴式石槨か。
矢井1号墳 【方墳】尾根上。一辺15m、高1m。上部削平。地蔵を祀る。
矢井2号墳 【方墳】尾根上。一辺10m、高1m。
矢井3号墳 【方墳】尾根上。一辺15m、高1.5m。
矢井4号墳 【方墳】尾根上。一辺15m、高1.5m。
矢井5号墳 【方墳】尾根上。一辺20m、高2m。
名称無 【円墳】尾根上。円墳2基。消滅

出典・引用  岡山市遺跡一覧表