盗掘
浦間茶臼山古墳も多くの古墳同様、盗掘されており調査の際に見つかったものはごく僅かでした。盗掘目的の多くは、金銭。古墳には装身具や武具といった宝物が死者と共に埋葬されているのでこれらを盗み出し換金するのが目的でした。
むしろ完全未盗掘の墳墓の方が少ないでしょう。
現在では歴代の天皇が埋葬されているとされる陵墓はいずれも宮内庁管理下にあり、立ち入り禁止となっています。見学が出来ないとなると、また謎が深まるものです。
読書の秋。
ゆっくり古
の歴史について読んでみるのもいいのではないでしょうか。
発掘が許されない天皇陵の内部!
古代史解明のカギを握る巨大古墳のほとんどは天皇陵(陵墓)ですが、天皇陵は発掘調査できません。
しかし四世紀~八世紀の天皇陵のほとんどは盗掘されており、そのうちのいくつかについては文献に盗掘された当時の記録が残っているのです。
本書は、過去に起きた天皇陵盗掘事件の史料と天皇陵内部の様子を紹介し、また天皇陵指定地は正しいのか、被葬者は別人ではないかなどについて、新思考を展開するものです。出典・引用 宝島CHANNEL
また、奈良県斑鳩町にある未盗掘古墳の豪華な副葬品があったことで有名な藤ノ木古墳。墓守がいたため盗掘を受けていないため「日本版ツタンカーメン墓」とも呼ばれているそうです。こういう古墳は極めて珍しいです。


