春の気配


開花間近

浦間茶臼山古墳に植えられている桜の蕾が膨らんできました。今年は暖冬だったのでいつもよりは早いように感じます。

ここに限らず多くの古墳がある場所というのは穏やかな丘陵地が多く、かつて我々が日常の燃料を里山に求めていた頃には今よりもずっと身近な場所であり、地元の子供たちの良き遊び場でもありました。しかし、いつの頃からか里山としての用途がなくなると荒れ放題になり、立ち入るのも難しい状況になっているところが多くなりました。
清掃活動などを通じ、自分たちの足元に目をむけることが大切だと感じます。


3世紀頃からここにある古墳丘の上で、現代の人々が植えた桜を愛でるのも良きもの。満開の日が楽しみです。

浦間茶臼山古墳