土器
縄文時代〜古墳時代頃の焼き物は主に以下のように分類されています。

縄文土器
縄文時代に制作された土器。縄目模様が付いたものが多いことから名付けられた。700~900°Cで野焼き焼成。
出典・引用 Wikipedia

弥生土器
弥生時代に稲作農耕民が使用した土器。縄文に比べ器形、装飾共にシンプルで用途にうじて器種も多様。野焼き焼成。
出典・引用 Wikipedia

土師器
古墳時代以降の素焼き土器。700~800°Cで野焼き焼成。
出典・引用 Wikipedia

須恵器
古墳中期から平安時代に1100°C前後の高音により穴窯で還元焼成された硬質土器。ろくろ成形。
出典・引用 Wikipedia
機会があれば、出土品を展示している施設で、それぞれじっくり比較してみてはいかがでしょうか。
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余談ですが、岡山で焼き物と言えば勿論「備前焼」。昔は「伊部焼」と地元では呼んでいました。備前焼の定義は、無彩焼締で、地元の田んぼ土に釉薬を掛けず、絵付けもせず自然の炎で焼き上げています。古代の陶器制作に一番近いとも言えるのではないでしょうか。
「きっと恋する六古窯(日本遺産)─日本生まれ日本育ちのやきもの産地─」のひとつ備前焼。
伊部駅から北に向かい、備前焼のお店が立ち並ぶ通りを道すがら歩いていると備前焼ゆかりの天津神社があります。屋根瓦、狛犬、敷石、塀の陶板などに備前焼が使用されていて、無彩焼締がどういう陶器であるかは一目瞭然です。




