「千足古墳石室内・石障公開」お知らせ
史跡千足古墳の石障公開
【日時】2024年1月15日(月)~26日(金) 各日AM9:00~PM16:30(日曜休館)
【場所】岡山県岡山市埋蔵文化財センター収蔵展示室
岡山県岡山市北区新庄下の史跡千足古墳は、全長が300mを越える超巨大前方後円墳である史跡造山古墳の前方部前面に築かれた6基の陪塚群のうちの1基で、規模は約81mを測ります。
出典・引用 岡山市埋蔵文化財センター
史跡千足古墳の埋葬施設は、北部九州地域の古式横穴式石室で、肥後(熊本県)地域特有の石障(仕切石)には直弧文が刻まれており、九州と吉備のつながりを示す古墳として著名です。
ところが、平成21年度に石障の文様が損傷していることが明らかとなりました。その後の調査で、そのままの状態で放置しておくと、文様全体が失われる可能性が高いことが明らかとなり、急遽、平成23年度に石室から石障(仕切石)を取り出し、岡山市埋蔵文化財センターへ移動する緊急避難措置がとられました。
その後、乾燥を経て状態が安定したため、期間を限定し一般公開を行います。