まぼろしの邪馬台国
宮崎康平とういう作家をご存知でしょうか。昭和40年頃雑誌に連載されていた「まぼろしの邪馬台国」を執筆した方で、邪馬台国論争を巻き起こし、一般の人々にも論争に火がつき、当時歴史ブームになったようです。
邪馬台国については多くの説がありますが、それぞれの考えを読み比べてみるのも興味深いのではないでしょうか。
邪馬台国は九州説と畿内説に意見が別れています。九州説に大きな影響を与えているのは吉野ヶ里遺跡。2023年4月、丘陵の頂部で石棺墓が発見され、埋葬されていた人物が誰か?で再び論争が起きます。
大陸との連絡が近いのは九州、卑弥呼の時代には日本の中心が畿内に移って行った説だとすると近畿。
決着がつくとは思えませんが、誰も実際に見たことがない時代だからこそ、知りたい願望は止むことがないのでしょう。
宮崎康平は「島原の子守唄」などの詩作者としても知られています。
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