箸墓古墳と百舌鳥古墳群/視察 ②

浦間茶臼山古墳保存会【第一回研修旅行】


令和6年7月20日(土)、保存会及び地域希望者の方々にて箸墓古墳と百舌鳥古墳群を視察してまいりました。

箸墓古墳を見学した後、大仙陵古墳(百舌鳥古墳群)を訪れました。あまりに大きすぎて全体像が全くわからない古墳で、箸墓古墳と同じく陵墓地のため宮内庁により立ち入り禁止になっています。古墳内は入ることが出来ないために、手つかずの自然が残っているので都会の中のオアシスといったところでしょうか。外周は2.8kmあるので地元に住んでいればジョギングやウォーキングコースとして楽しめますね。

全体像が見えないとはいえ、見ると聞くとは大違いで実際の場所に立ってみることは物事を知る上で大切だと感じます。大仙陵古墳周囲には倍塚と呼ばれる中小の古墳があり、これらを合わせて百舌鳥・古市古墳群と言われています。現在は4世紀後半から6世紀前半に造られた古墳が44基残っているそうですが、かつては100基を越える古墳があったようです。


現地でボランティアガイドさんの説明を聞くことも出来ます。

観光ボランティアガイド常駐

大仙エリア・大仙公園 仁徳天皇陵古墳東
最寄駅:JR阪和線「百舌鳥駅」徒歩5分
堺区百舌鳥夕雲町2-160
常駐時間:10:00~16:30





百舌鳥古墳群ビジターセンターには世界遺産「百舌鳥・古市古墳群」の価値や魅力を伝える展示、シアターがあります。


ビジターセンターの中に訪れた人たちがどこから来たのか印を付けていくパネルがあり、日本国内だけでなく世界中から注目されていることがわかります。






百舌鳥・古市古墳群はユネスコの世界遺産に登録されました。

堺市の「百舌鳥」、羽曳野市・藤井寺市の「古市」の2つからなる百舌鳥・古市古墳群は、4世紀後半から6世紀前半にかけて200基を超える古墳が築造された巨大古墳群です。2019年7月6日、アゼルバイジャンの首都、バクーで開かれたユネスコ世界遺産委員会で大阪初の世界遺産に登録されました。




出典・引用 堺市観光ガイド


BBC Global channel