国指定-門田貝塚

弥生時代前期から鎌倉時代まで続く大規模な複合遺跡が岡山県瀬戸内市にあります。貝塚はハイガイ、シジミを主とし、「門田式」と呼ばれる弥生式土器や石器・獣骨なども出土しています。現在は史跡公園となっており、弥生時代の竪穴住居が復元されています。

門田貝塚史跡


門田貝塚(かどたかいづか)史跡

岡山県瀬戸内市邑久町尾張220

弥生時代前期から鎌倉時代にわたる集落遺跡で、遺跡の中心である弥生時代前期の貝塚は、当時の人が食べた貝の殻が捨てられて積もった跡です。貝塚からは「門田式」と呼ばれる弥生土器や動物の骨などが多数出土し、当時の生活を知る上で貴重な資料となっています。現在は「門田貝塚史跡公園」として整備され、竪穴住居や貝塚が復元されています。

発掘調査による出土品は、現在、瀬戸内市立邑久郷土資料館に収蔵・展示されています。



引用 岡山県瀬戸内市HP